イオングループ・セブン&アイ・ホールディングスが
プライベートブランド・第3のビールを発売したと、
昨日のインターネットニュースで見つけた。
350ミリリットル缶で100円という価格らしい。
ニュースの中身を詳しく読んでみると、サントリーと
のコラボレーションによって実現したという。
最近、私の事務所の側に99円ショップがあるのだが、
確かに便利であって、24時間営業は眠らない都市東京
にとって大変にありがたい存在だ。
当然コンビニもその先、数十メートルにあるのだが、
人間「億劫」という意識が働いて、同じもの、いや、
同じらしいものを購入する場合、近場を選んでしまう
という意識が瞬時に芽生えてしまう。
で、言い訳ではないのだが、99ショップを利用する
ことが多くなってしまうのは、どうせ購入するのなら
より安いものへ…という心理は当然として、無印であ
っても、「同じものらしい…」という価値観、そちら
を選んでしまう…自分に突如気づく。
最近、99ショップは巧い戦略で「ローソンバリュー」
というイメージ戦略をもって、更なる消費者の意識混
乱を起こしている。かく言う私も、「なるほど、ロー
ソンがバックボーンなのね…」という不確実情報とい
う安心感で商品を買ってしまったりしているのだ。
これは、言わば低価格ブランドに他ならない。
企業は、当然「トヨタのかんばん方式」にもあるよう
にも乾いた雑巾をさらに絞る…という程に徹底したコ
スト削減を目指してはいるが、それは確かに大切なこ
とだろう。無駄を省き、そこから消費者還元+企業利
益を生み出すことは決して悪いことではない。
それらの血の滲む企業努力が現在の低価格を生み出し、
そして消費者はその恩恵を受けている。
今夜私が飲んでいるワイン、大変にリーズナブルなも
ので、最近の私の夜の友なのだが、価格から判断して、
このワインが葡萄からこの液体になるまでの過程を考
えると…葡萄農家の真実の声を一度聞いてみたいと思
ってしまう。長い間育てた葡萄達の、その先の末路…。
薄利多売という言葉はあるが、生産農家は、現代の低
価格時代をどうとらえているのだろうか?
100円ビールから始まった話。
何か、自分で話の結論がうまくまとめられなくなって
しまいました。
時代を否定も出来ず、時代を必要として、時代に疑問
を持ちつつ、そして流されている自分に悲しさを感じ
ます。
だから、今夜の安ワインも、生産者に感謝しつつ、ち
びりちびりと楽しみたいと思います。
深謝!!
おはようございます。
返信削除私も以前から同じような気持ちで、しかし、つい安い99で買い物をしております(^ ^;
以前、陸送ドライバーのバイトで高速を使わず下道(シタミチ)で全国ツツウラウラ走っていたことがありましたが、実にトラックの数が多いことにビックリしました。
低価格は消費者にとっては有難いことですが、流通コスト削減でドライバーには過酷な負担かかっているのが現状です。
今だに、トラックの居眠り運転などによる事故のニュースを見るとなんだか胸が痛くなります。
・・・と、考えつつも、これから近所のローソン100へ食料を調達に行く準備をしております(^ ^;