2009年7月9日木曜日

国際展示場・ISOT 2009/7/8

本日、2009/7/8、いや…この時間になっては

7/9ですが、国際展示場で開催されているISOTに

参加の、イー・ウィルヘルムブースの接客対応で

一日参画しておりました。


日頃、コンピュータに向かって一日仕事をしてい

ますこの老体。その私が、一日中、お客様の接客

で立ち尽くし、そしてプレゼンし続けているので

すから、それはそれはかなりしんどいことなので

した。


しかし、大切なことは…


■自分がプレゼンしている物に対して自信がある。

■真剣になって話を聞いてくださるお客様がいる。


この二点は、大変に重要なことであって、仮に肉

体的疲労作業であっても、そこに「何とも言えない

心地よさ」があるのです。


プレゼンというものは…


プレゼンをする物事に対して、自分が心底惚れてい

る…ということが最重要課題なのでありまして、

自分が惚れていないものは、幾ら言葉を装飾しても

相手に伝わらない。


しかし、自分が惚れているものは…


■的確にそれらを伝達できる。

■お客様の立場に立って、その良き点を説明できる。


のであります。


ドイツ生まれのウィルヘルムパッケージ…。

私はこのメーカーに出会い、本当に嬉しくて仕方が

ありません。そして、この商品をお客様に対して説

明が出来る環境が…大変なるプライドなのです。


ぜひ、皆様にこれらの商品を実際に触って、感じて、

そして私の話を聞いてほしい…と思います。


残り後…二日間。


ぜひ国際展示場にお越し下さい。


イー・ウィルヘルムブース

東5 A11-21に出展しております。

私も最終日までおりますので…お待ちしています。


入場にはチケットが必要なのですが、

事前に私宛のケータイにご連絡をいただけましたら、

会場入り口まで、ご招待券をお届けいたします。

私のケータイ番号は、本名企劃事務所トップページ

の展示会案内コーナーリンクの中にございます。


心よりご来場をお待ちしています。


それでは、明日も早いので、

今夜はこれにて失礼します。おやすみなさい。




2009年7月7日火曜日

七月七日 亡父・本名欣二に捧ぐ 

      故本名欣二作 「母と子」




深夜零時を過ぎました…。


本名企劃事務所のホームページのトップ

「今日の一言」にも書きましたが…

今日は平成二十一年・七月七日、七夕。


この七夕と言う日は、私にとって大切な日であって…

別に恋愛伝説ではないのですが、私の愛すべき父

「本名欣二」が亡くなった命日なのです。


私の亡父は、地方都市の優れた某企業の経営者であり、

また優れた画家でもありました。平成七年七月七日、

残念ながら早くも還暦で亡くなった彼は、今でも私の

指針・誰よりも尊敬する人間として心の中で生き続け

ています。




私は、亡父に対して大きな自慢があります。

亡父は沢山の素晴らしき価値観を残してくれましたが、

その中でもたった一つ、私の心に刻まれ続けているこ

とがあります。


それは…


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今まで…私は、

亡父に対しての悪評や、陰口や、

ましてや 非難の言葉を一度も

誰からも聞いたことがない…という事実…


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私はこの事実に対して、本当に感謝しているのです。


私は、この「本名欣二」という人間を誇りに思い、

彼の生き様に対して心から感謝すると共に、彼の何十

分かの一つ、いや何百分かの一つでも、私のDNAに残

っていてくれたらと願っているのです。


もう現実、私の生きてきた道程、日頃の行いが、こと

ごとくそれらを打ち消してしまっているのは理解して

いるのですが、それでも、私は亡父に近づきたい…と

願っているのです。


亡父は、素晴らしき経営者でした。が、それ以上に感

性の人であり、芸術家としての父の作品は世界中の優

れた画家の中でも第一級だと感じています。


私が、美術大学に進みたい…と懇願した時、静かに笑

ってくれた父・そして、父のアトリエでデッサンを特

訓された日々…。


その時、「木を見て森を見ず…」小さな点ばかりから

描写しようとした私に対して「大局的なものの見方」

を教えてくれた父。


これはデッサンの基本だけでなく、全ての生活や企業

経営に大切な教えだったのでしょう。


しかし、実は…その時の教えは、現実…私自身未だ実

践できず、私が父の元に旅立つまで間に合うかどうか

が心配なのです。


平成七年七月七日、午前五時七分に他界した父。

最後まで、お洒落で、イキで、そして美しい人生を全

うした父。


今夜、空を見上げたいと思いますが…

心から…晴れることを祈ります。


私は、父が大好きでした。そして、この偉大なる人間

を父にもった私は、大変に幸せな男だと感じています。


合掌





2009年7月6日月曜日

眠い…眠すぎます…トホホッ。

立て続けの朝まで仕事…

やはり限界に近くなってきました。
後少し…6時頃にはベットに入れるか…どうか。

気付け薬のワインも効果が無くなってきましたし、
タバコも吸い過ぎてしまいました。
先ほどJamStringsのYouTubeを見て元気をつけた
のですが、やはりちょっとダウン気味…
シャワー浴びてきて、ラストスパートです。

それでは皆様お元気で…。


2009年7月5日日曜日

今夜は…まだ宵の口…



コンピュータテーブルには 

いつものように安赤ワイン…。


ふと時計を見ると、今夜はまだ0時前、まだまだ

宵の口なのでありました。


昨夜も実は朝七時過ぎまで仕事をしていまして、

もうここまで来ると体内時計は逆転していて…

「おはよう」が「おやすみなさい」…

「おやすみ」が「そろそろ頑張るか」…てな感じ。


今週、国際展示場で水曜から始まる「ISOT」に、

ドイツのパッケージメーカーである、イー・ウィル

ヘルムの一員として参画するための準備と、展示会

を機に来日されるイー・ウィルヘルム代表へのデザ

インプレゼン資料を制作するために、今夜も楽しく??

徹夜モードです。さらに、明日朝まで仕上げねばな

らない案件があって、


テーブルの上には…

■安ワインの補充(次は白よ!!)

■適度で低カロリーのつまみ(実は冷や奴!!)

■頭安めのタバコ(徹夜は本数が増えるんだなぁ~)

■YOU TUBEからダウンロードしたJumStringsの映像

を用意し、眠気対策も万全に徹夜に備えています。


ある程度の方向性が見えてきたので、ウィルヘルムの

デザインはペンディングとして、もう一つの山場であ

る明日朝までのパッケージデザイン作業にこれから突

入です。


本日は昼間に、大塚駅前のターリーズコーヒーのオー

プンカフェで、パッケージの基本原案を試行錯誤して

煮詰め、これから、そのスケッチを元にデザイン作業

に入るのですが、昼間に考えたものと、深夜に思いめ

ぐらすものとは…ちょっとイメージが違う。


ほら、ラヴレターは「夜書いた方が思い入れが強い…」

と言うじゃないですか。ふふふっ、それと同じ……だ

と思います。あまり経験値はないけどさ…。


で、昼間のスケッチを見ると、何故こんなデザインに

したのだろうか?とちょっと自分のセンスを疑ったりし

て、思わずワインに手が伸びてしまいます。


単なる言い訳なのかも知れませんが…まっ、これから

本腰入れて作業開始です。


今夜は、窓を開けていても、涼しい風が通り抜けてい

きます。常温の赤ワインが美味しい夜です…。


それでは、宜しければまたこの場所でお会いしましょう。



世の中便利に…烏口に思う








某仕事において、印刷物を制作することになった。

いや、なったという表現より、日々その繰り返しなの
だが…。

遠い昔は、印刷というと、印刷会社の営業マンがいて、
電話をすると、すぐに飛んできてくれて、印刷物の版下、
いわゆる印刷するための原稿を手渡し、コト細かく指示
をしていた。

版下、そう、時代は写植の頃。
写真植字のことであり、写真植字機をつかい、印画紙に
文字を出力して、その出力された文字を切り貼りするこ
とで、紙面をレイアウトしていく。

文字をレイアウトし、写真の位置を確保し、その確保し
た写真位置に、写真をトリミングするのだが、版下の上
にトレーシングペーパー(トレペ)なるモノをかぶせ、そ
のトレペに写真のアウトラインを書き込んでいく。

文字は何色にするか、写真はどう加工するか、一つ一つ
詳細情報をトレペに書き込み、写真は「ポジフィルム」
として手渡す。そして、やっと完成…、それを印刷所の
担当者に手渡す…。

当時のデザイナーという職種は、これは感性の職業であ
たと思う。今ではコンピュータという優れたマシンが、
ボタン一つで上記の作業を瞬時に対応してくれるのだが、
当時は、その仕上がりを「頭でイメージする」ことが何
よりデザイナーとしての力量であったのだ。

最近のデザイナーは、大変に良き時代に恵まれていると
思う。基礎という経験値を積まぬとも、1mmという幅の
中に罫線を瞬時に描けてしまう。

昔、私たちは「烏口」(カラスのくちばしのような形を
したペンのこと)というペンを使い、ペン先を研い
で極細にし、そして…1mmの幅に何本もの罫線を書き
こんだものだった。

それを全てコンピュータが代行してくれる。
写真のトリミングも、色の分解も、文字の大きさや行
間の詰めも瞬時、画像を歪ませることも、写真に写り
込んだいらない電柱や電線、人間までも消すことも簡
単。フォントだって恐ろしく大量にある。

だから、最近の「お見合い写真」は相当怖いらしい…。

昔話はこの程度にして…
印刷の話に戻るが、今では全てのデザインはデジタル
化し、インターネットを通して全て印刷入校も可能と
なった。

私自身も、日々の作業は全てデジタルで処理している
のだが、その短縮化された時間を「本来のデザイン」
という考える時間に充てている。
この考える時間を排除してしまったら、デザイナーと
いう職業を辞めてデザイン作業員にならざるを得ない。

これだけは、私自身のプライドもあるので、今でも真
剣に対応しているのだが、本当に世の中が便利になれ
ばなるほど、忘れ去られていくものの多さに刹那さを
感じてしまう。

某海外のデザインの仕事で…今夜も深夜…現在午前3時。

安ワインというレギュラーガソリンを体内に注入した
ので、朝までOK状態で、頑張ります。

それでは、またこの場所でお会いしましょう。